Q1.乳液はなぜ必要なの?
乳液をつけると、肌の表面に皮膜が形成され、雑菌や紫外線、乾燥などの外的ダメージを防ぐことができます。
また、化粧水の後に使用すると、水分や美容液の蒸発を防ぐことができます。
Q2.乳液はどのタイミングで使う?
乳液は肌の表面にフタをする役割があるので、まずは水分や栄養分を補う化粧水と美容液を先に使用します。
そのため、具体的な使用順としては、洗顔→化粧水→美容液→乳液となります。
ただ、商品によっては乳液→化粧水→美容液の順で使用するよう指示されているものもあります。
これは、乳液で角質層をふくらませ、化粧水が浸透しやすいよう配慮しているためです。
よって、乳液を使用する際は、商品のパッケージや説明書をあらかじめ確認しておくようにしましょう。
Q3.乳液は手でつけた方がいい?
結論から言うと、手でもコットンでもどちらでもOKです。
手でつけると体温で乳液が温まり、肌なじみがよくなるという説もあります。
一方、コットンを使うと肌にムラなくなじませることができるという意見もあります。
そのため、どちらを利用するかは自分の肌質や好みに合わせて選ぶとよいでしょう。
Q4.乳液はライン使いするべき?
一般的に、化粧品メーカーはライン使いを前提として個々の商品を開発しており、まとめて使うと相乗効果を期待することができます。
ただ、同じメーカーが作った化粧品でも、すべてのアイテムが自分の肌に合うとは限りません。
そのため、一度トライアルセットなどを使用してみて、すべてのアイテムが合ったらライン使いで。合わないものがあったらそのアイテムだけを別のメーカー品で補うなど、いろいろ工夫してみるとよいでしょう。
Q5.乳液とクリームの違いは?
乳液とクリームは水分と油分を混ぜ合わせたものという点で共通しています。
ただ、その中でも比較的油分が少ないのが乳液。反対に油分が多いのがクリームと考えるのが一般的です。
そのため、乳液だけで物足りなさを感じた場合は、クリームを使って補うことをおすすめします。
Q6.脂性肌でも乳液は必要?
乳液は水分と一緒に油分も補うアイテムなので、もともと皮脂量の多い脂性肌の方は使用しなくてもいいのでは?と思われがちです。
しかし、乳液を使用しないとバリア機能が低下し、肌の水分量が減って乾燥肌になってしまいます。
すると肌はうるおいを補給しようとしてさらに皮脂を過剰分泌させてしまい、にきびや吹き出物などの原因となります。
そのため、脂性肌でも必ず乳液を使用し、肌をコーティングしておくことが大切です。
Q7.ニキビ肌に使っても大丈夫?
ニキビは毛穴に余分な皮脂がつまって炎症を起こした状態なので、油分の多い乳液を使用しても良いかどうか判断に迷うところです。
しかし、成人女性に多い大人ニキビは、油分と水分のバランスが乱れていることが原因。
ニキビができているからと言って乳液の使用を控えると、さらに肌バランスが崩れ、ニキビが発生しやすくなってしまいます。
そのため、たとえニキビができていても、化粧水と乳液をセットにしたスキンケアはしっかり行い、水分と油分のバランスを整えるよう心がけましょう。