乳液パックでスペシャルケア
乳液は化粧水・美容液の後に顔全体になじませて使用しますが、週に1度のスペシャルケアとして、乳液パックを実践してみるのもおすすめです。
パックと言うと化粧水を使ったローションパックが主流ですが、乳液パックはローションパックよりもしっかりうるおい、化粧ノリをよくする効果が期待できます。
パック方法もとても簡単で、特別なアイテムは必要なく、いつも使っている乳液とティッシュペーパーを用意するだけ。
だいたい1週間~10日くらいに1度のペースで定期的にパックすると、化粧ノリのいい肌をずっとキープできるので、カサつきやすい冬場のケアにもぴったりです。
乳液パックの効果と注意点
乳液には水分だけでなく、ほどよい油分も含まれているため、肌のカサつきはもちろん、乾燥からくるシワ・たるみの発生を防ぐことができます。
また、適度なうるおいを補給できるので、大人ニキビや肌荒れの予防にも最適。
刺激も少ないので、敏感肌の方でも安心してパックできるところがうれしいポイントです。
ただ、ニキビが悪化して炎症を起こしていたり、吹き出物ができている時はパックを控えた方が無難です。
また、使用する乳液はごく普通の保湿用乳液を使うのがベスト。ピーリング用やUVカット機能のある乳液はパックには向かないので注意が必要です。
乳液パックの方法
乳液パックはいつも通りに洗顔し、化粧水で整えた肌に行います。
まず、乳液を顔の肌がやや隠れるくらいたっぷりのせて広げます。乾燥しやすい口まわりなどは、特に多めにのせるようにすると効果的です。
そのまま20~30分ほど置いておくと、白い乳液がだんだん透明になります。ほとんど透明になったら、指の腹でくるくるマッサージし、乳液を顔になじませます。
その後、ティッシュを顔にのせ、両手で軽くおさえて余分な油分を拭き取ればパック完了です。
だいたい3回ほど繰り返すときれいに取れるので、決してこすったりしないよう注意しましょう。
もしフェイスラインに乾いた乳液が残ってしまった場合は、化粧水をしみこませたコットンでやさしく拭き取るときれいに落とすことができます。