乳液選びのポイント
乳液はさまざまなメーカーから数多く開発・販売されているので、その種類は実に多彩です。
配合されている成分もメーカーごとに大きく異なるので、一体どの乳液を選べばよいのか悩んでしまうところです。
そんなときは、まず自分の肌質をチェックしてみるのがポイントです。
人間の肌質は大きく分けて、乾燥肌・脂性肌・敏感肌の3種類にわかれています。
このうち、頬や口、目元などがカサつきやすい乾燥肌については、油分の配合量よりも保湿成分の質と量を重視するのがおすすめです。
特に30代までは皮脂の分泌量は十分足りているので、油分控えめで、なおかつセラミドなどの保湿成分がたっぷり配合されている物を選ぶとよいでしょう。
一方、ベタつきやすい脂性肌は油分ひかえめの乳液を選ぶのがベストです。
中にはもともと油分が多いからと乳液を使用しない方もいらっしゃいますが、乳液には肌のバリア機能を高める作用があるので、脂性肌の方も必ず乳液を使うことが大切です。
最後に、肌荒れしやすい敏感肌の方は、なるべく無添加仕様の乳液を選びましょう。
具体的には、無香料・無着色・無鉱物油・アルコールフリー・パラベンフリーのものがおすすめです。
以上が乳液の選び方のポイントとなりますが、化粧品には向き・不向きがありますので、どの乳液が自分にぴったり合うかは実際に使ってみるまでわかりません。
そのため、新しい乳液を購入するときは、まずサンプルやトライアルセットを試してみて、自分の肌に合うかどうかチェックしてみることをおすすめします。